2019-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬なので総括的な何か

実に激動の一年だった。 洗車のバイトも居酒屋のバイトも今年始めたし、あまり忙しくはなかったけど卒業研究があって、服飾に行くことを父親に伝えて、東京に行って受験したり、進路が決まったり、当然だけど別れとか出会いとかもあって、大事な友人を失くし…

日常、若しくは原風景

二月の十五日から酒を毎日欠かさずに飲み続けてきて、今日で九ヶ月余りが過ぎた。最初はノリで続けていて、途中から引くに引けなくなって来ているマイルールだが、それ自体には意味はない。微塵も。 でも僕らは毎週のように集まってアルコールを摂取して、二…

まだ死ぬわけには行かなくなった

一昨日、親友が死んだ。まだ二十二歳だった。 お通夜に参列するために約二年ぶりに奈良に向かう新幹線でこれを書いている。 中学の頃からの親友で、最初はいけすかないと思っていたが、話してみると滅茶苦茶気があって中学時代はずっと一緒にいた。進路は別…

工学の徒を辞して服飾の道へ至る【後編】

大学生は理性のない猿だ そんなこんなで僕の大学ライフが始まった。少し心配していたが、あっさり学科にもサークルにも馴染むことが出来、比較的充実した私生活を送っていたが、進路についてはあまり決まっていなかった。就職は既に考えていなかったはずだが…

工学の徒を辞して服飾の道へ至る【前編】

文化服装学院に無事合格し、七年間学び続けた機械工学という分野を捨て、服飾の道に進むことが確定したので、一応節目として僕がそこに至るまでの過程を記して置こうかと思う。流石に七年間の記憶を振り返るとなると、正確には思い出せないことも多々あると…

吐く息の白さに冬を感じた

冬は好きだ。ここ最近めっぽう寒くなったが、体調をくずした人はいるだろうか。 僕は毎年季節の変わり目になると体調を崩す、謎の体質を持っているが幸いなことに今回はまだ崩していない。 さて、冬が好きだ。澄んだ空気も、差すような冷気も、なんだか全て…

忙しさの中で猥雑に散らかりゆく部屋にノスタルジアとリアルを見る

忙しい。人目を憚らなくていいなら、そう声を大にして言いたい。昼間は月、水、木、金、終わらなければ土日も先輩の実家の軽自動車販売店で洗車や車の整備等を手伝わせていただいている。夜は週二、三日程度居酒屋のバイトがある。どちらも日程の都合がつけ…

正しさは凶器たりえるのか

このブログでも度々書いているが、僕は常常正しくありたい、と思っている。それが本当に正しいかどうかは置いておくにして、タバコのポイ捨てをしないだとか、落ちているゴミは拾うだとか、むやみやたらと女の子に手を出さないとかまぁ、そう言う当たり前の…

僕らは人間の両面性と云う虚像を見ている

好きな人間がいる。嫌いな人間がいる。 好きな人間の嫌いなところがある。 嫌いな人間の好きなところがある。 僕らは「あいつは裏表があるよね」等と宣って、人の性格を善性と悪性に二分割しようとするけれど、そもそもすべての人に同じ態度をとるなんて無理…

今日もそれなりに生きているし、明日もそれなりに生きていく

新学期が始まった。とは言え、謎の転校生も席替えも大学にはなく、そもそも授業もほとんどなく、昼間はバイトに行き、夜はダラダラと映画を見る生活をしている。 こうしていると、たまに自分が何者なのかわからなくなる。勿論アイデンティティークライシスで…

君にとって音楽は酸素なのか

四六時中音楽を聴いている。移動中も、部屋にいるときも、飲み会をしているときも、音楽は常に流れている。ブログを書くときは聴いたり聴かなかったりだけれど、基本的には何時でも聴いている。 よく言っているけど、別に音楽で救われたなんて思ったことはな…

人生の夏休みにおける最後の夏休み

何が言いたいかって言うと、大学生活最後の夏休みが一応の終焉を迎えてしまったので、それを振り返ろうって話。今年の夏休みは一応日記をつけることを己に課してしたので、それをザッと振り返るだけの記事だ。もう完全に日記。メモ帳には個人名などがあるが…

感情の風化と感傷の強化

感情の風化ってやつが便利だけど怖いなと思った。人間が前向きに生きていく為に予め搭載された最も優れた機能にして欠落点。「忘れる」ということについて、今日は書く。 忘却こそが最大の自己防衛だ 僕は悩みがない。まぁ、悩まないわけではないが、寝れば…

『個性的』な凡人の君たちへ

個性的という言葉、翻って「うちらマジ変わってる」などという文章が大嫌いである。 人間みな別の生命体であるからして、それぞれが変わっているのは当たり前であるのに、なぜそれを強調して、自虐風自慢を行わなければならないのか。 かつての僕は自分がマ…

原初の光と音楽とタバコ

やりたいことだけやって、好きな人とだけ遊んで、ボーッとして生きていけたらな。と思った。 さて、キャンプに来ている。 数メートルも離れていないところを流れる川が、せせらぎと呼ぶには些か激しい音を立てていて、頭上の木々の隙間から僅かばかりの月の…

残夏の夜中を無為に行く

僕がこう言う一見意味のありそうで、全くないタイトルをつけたときは、大抵深夜で寝れなくて文章を書きたりない時である。 コンクリートのひび割れって格好いいよな。無意味と無為って似ているようで違う。 徹夜明けの朝に喜びを感じる でも、さっき記事かい…

人生はギャルゲーに似てる

かなり更新が空いてしまった上に、くそ下らない記事を書こうとしている。しかも少し酔っている。今日のバイト中にこの記事のタイトルを思い付いてしまったから仕方がない。 フラグ回収は大事 一体なんでこんなすっとんきょうなタイトルを思い付いたか。時は…

ジェンダーロールの押し付けと多様性

ちょっとTwitterにも書いたんだけど、最近Twitterで女性が女性らしくあれって押し付けが鬱陶しいという声を頻繁に見かける気がする。それはたまたま僕のタイムラインでそういう話題に興味を持つ人が女性に多いからなのか、男性のそういう声は少ないからなの…

Detroit : Become human レビュー

引用:PS4 『Detroit : Become human』 序盤レビュー 全然ゲームのレビューなんてこのブログで書くつもりじゃなかったけど、あまりにも良すぎたので筆をとった次第である。これは全人類がやるべきゲーム。推せる。マジで。 昨日(8/15)の夜八時頃からやりはじ…

真夏の早朝と国道の光

眠れない。僕という人間は完全に夜型なので次の日に朝からバイトがあるのにも拘わらずこんな時間まで起きてしまう。 現在時刻はAM4:52。三時にはベッドに入った筈なのに何をするでもなくこんな時間まで起きている。 僕の主な生息地のTwitterにもさすがにこの…

喫茶店に懐く憧憬は煙草の味に似ている

大仰なタイトルをつけたくなるのは僕の悪癖の一つだ。治す気はない。 今回は個人経営の喫茶店が好きと言う話をする。いつにもましてなんの役にもたたない記事になるだろうが、そんなのは知ったことではない。 喫茶店のすゝめ 諸君はコーヒーは好きだろうか。…

自意識の化物という最大の敵

人間は誰でも猛獣使いである 高専か中学のときの国語で習った、山月記の一節だ。正しくは 人間はだれでも猛獣使いであり、その猛獣に当たるのが、各人の性情だという。 と続く。山月記の解釈については本稿では触れないが、その通りかも知れないと思ったので…

サークルライヴについて思うこと

ライヴの煽りが嫌いって話していい? だめ? 俺はする。 ライヴの煽りが嫌いだ。お前らもっとこいよ!! 盛り上がっていこうぜ! 歌え! 一緒になろうよ。クソくらえだ。反吐が出る。言い過ぎた。 何が嫌なのか、そういう話をお上品に書いていこうと思う。こ…

岸辺露伴のピアスを作る

今回は毛色を変えて、肩の力を抜いた記事を書こうと思う。 皆様はジョジョの奇妙な冒険という漫画をご存じだろうか。荒木飛呂彦先生の作品で、ジョースターの血統を継ぐ主人公たちが熱い戦いを繰り広げるカルト的な人気のある漫画である。 その登場人物の一…

大人になる。ということ

大人は~というロックバンドが嫌いだ。 肥大化した対象に対してもの申そうとする姿勢も、とうに成人しているのにも関わらず、自らをまるで子供の代表かのように語らうのも気にくわない。今日はそういう話をしようと思う。 きっと結論はでない。気にくわない…

スマホの普及と弊害と老害

ここ数年、電車に乗るといつも異様な光景に出くわすようになった。横一列に座席に座った全員がスマートフォンを見つめているのだ。まぁ、そういう僕も今この記事を電車のなかで書いているので、その光景の一部なわけだが。しかし、一歩引いて客観的に見てみ…

国民年金の話

難しい話をしようとして、しばらく更新できなかったが、一応僕なりにまとめたので投稿しておく。 先日(2019/5/23)、国がついに年金というシステムの限界を認めた。といった記事を見かけた。 news.livedoor.com あまり政治のことには詳しくないが、僕の意見を…

煙草について

馬鹿みたいに酒をのみ明かした時も、眠れない夜も、傷ついた日も、僕の傍らには煙草があった。 大したテーマではないけれど、今回は僕が煙草を吸う理由について考えてみようと思う。 僕らは何故煙草を吸うのか 「なんで煙草吸ってるんですか?」 ある飲み会…

なぜ僕らは夕焼けに涙するのか

と、言うことで一本目の投稿だ。 なぜ僕らは夕焼けをみるとそこに自分でも説明しようのない巨大な感情を抱くのだろう。 Twitterで筆舌に尽くしがたい美しい夕焼けの写真を見かけてふと思った。 それはある種のノスタルジア、帰属意識から生まれる正体不明の…

趣旨

単位も取り終わると大学というのは暇なもので、やることもなくなってくる。一応僕は多趣味な人間であると言う自負があるが、それにしたって些か飽きが来ようと言うものだ。 最近は暇にかまけて、久しぶりに小説のようなものを書いたりしてみたが、所詮暇潰し…