年の瀬の床に伏せながら

ご無沙汰です。本当に大晦日しか更新しないブログになってしまったけど、これはこれで意義のあることだと思うので、毎年続けている。 本当はEPも発売してセルフライナーノーツとかの記事を、更新する予定だったのだが、なかなか人生そう上手くはいかないもの…

大晦日に酒を飲みながら

どうも。 今年も終わろうとしていますね。炬燵に入って買ってきた数の子とビールという意味が分からない食い合わせで酒を飲んでいます。大晦日が俺は好きです。 忙しなさの中にある静寂を見る そういう切なさと刹那さみたいなものが好きです。 それでは、毎…

冷えた空気とストロングゼロ

ご無沙汰しております。元気です。 忙しさにかまけてブログの更新をしていなかった。どこかの記事でも書いたとおり僕はネガティブになっていないと創作が捗らないようで、今年は比較的充足していた一年だったので、余り怒りに任せて書くこともなかったという…

慟哭するほどでもないが荒涼を味わう

お久しぶりです。タイトル未定 いいタイトルが決まらなかったけれど、久しぶりに文章を書きたくなったので筆をとった。忙しさに甘えてやらなければならないこと以外のことをやらずにいた自分が嫌になった。やらなければいけないことも満足にはできていないの…

誰も気にも留めないけど、僕だけが気に留める

前にも書いたことがあるような気がするけど、やっちまったなーってことあるよね。 しょうもないこと。言わなければ良かったとか。例えばだけれど、二人の人間の関係性を取り持つ(というと大袈裟だけど)立場にいて、それぞれから聞いたことがちょっとだけ違っ…

スマホカバーの背面

本当にどうでもいい話なのだが、僕のスマホカバーはICカードなどを挟んでおける優れものだった。だったというのは買って一年ほどたったころだろうか、剥がれて用をなさなくなったからだ。 僕の携帯はお財布ケータイなどに対応していないので、それなりに便利…

サスティナビリティとアクセサリー

五年後も十年後も同じアクセサリーと同じコートを身に付けていたいとおもう。切実に。 いつも同じものを来てるねという台詞に対してどう思うだろう。ワンパターンだと言われただとか、遠回しにださいといわれただとか、そう思うだろうか。 僕は誉め言葉だと…

消えた一年という世論と僕の主観

2020年は例のウイルスが猛威を奮っていたので、消えた一年。のように言われることがあると思う。多くの業界が打撃をうけ、店を畳まざるをえなかった人、虚しい学生生活を送らざるをえなかった人、慣れない状況に対応したり(しきれなかった人も)、すべての人…

非線形の日常と不透明な未来

ブランドをしたい。来年からしたい。いま学校にかよって盲目的に課題をこなすことは確実に未来へと繋がってはいるのだろうけれど、それは線型的ではないよねというお話。 住む世界が違う人と交流するということ まぁ、正確には住んでいた世界ではあるものの…

飲酒という自傷癖

僕には自傷癖がある。肉体的でなく精神的なものだけれど。 それは考え方が気に入らないバンドマンのTwitterをあえてフォローしていたり、くだらないコメント欄をワザワザ覗いてみたり、嫌な記憶をあえて鮮明に思い出してみたりする程度のことだ。誰にも迷惑…

二度目のパラダイムシフトと生活

どうもお久しぶりです 僕は何かしら表現活動をしていないと死んでしまう生き物のようなので、暇潰しと生命維持のためにこのブログを始めたのだが、当初とは大きく状況が変わってしまい、日々を忙しく過ごしていたので更新までに大幅に期間を空けてしまった。…

バンドを始めます

環境のせいにして、時間のせいにして逃げてきたけど、もうちょっと言い訳が出来ないのでバンドをいよいよ始めます。 すごく大きな挫折を経て、そこからずっと音楽をやって来て、音楽に生かされて来て、救われたことはないと思うけど、生き甲斐だし、酸素だし…

沈み行く太陽を見ていた

茹だるような炎天下 揺らめく陽炎と 蜃気楼の水 走っても走っても追い付けない 僕らはそれを理想と呼んだ 冷めたような既視感 喚くヒグラシと 終息する夏 走っても走っても逃げ切れない 僕らはそれを虚像と見なした

感情に身を任せることは人間的か否か

感情と理屈が相反したときに、理屈の方が正しいのならそちらに感情を沿わせられるようになりたいといった旨のツイートをしたら、それは人間的じゃなくない? と言われてしまった。一理あるような気がしてよくわからなくなりそうだったので、考えをまとめるこ…

住所不定無職22歳男性

貴重な肩書きを期間限定で手にいれてしまった。折角なので記録に残しておこうと思う。世間はいま新型コロナウイルスで阿鼻叫喚の地獄絵図、生活用品は売り切れ、連日死者、感染者が増加して、ついには東京だけではなく全国で非常事態宣言がでて、外出自粛の…

残留した痛覚を共有することはできない

俺の痛みは俺のものだ。誰にも触れてほしくない。最近強くそう思う。 人間は自分の経験の範囲内でしか、他者の感情を慮んばかることは出来ないと思っていて、それが僕が完璧な相互理解など夢物語でしかないと考える所以なのだけれど、きっとそう思ってない人…

ただ泰然と構えて、紫煙を吐き出すだけの生き物に成りたい

卒業研究などで、忙しくしていて大幅に更新が途絶えてしまった。いつの間にか退去まであと一月を切っている。 大分に来て、そろそろ二年になるが、この二年近くは本当に楽しかったし、居心地が良かった。 ただ、さらば青春の光ではないけど、そろそろ僕もこ…

成人おめでとうという話

新成人の皆様、成人おめでとうございます。 僕が成人式にいったのはもう二年前になるが、当時のことについて今さら思い出して、ちょっといらっとしたので、久しぶりに更新する。お前ら理性もってんの? ってお話。 少しだけ大人びた僕らは浅ましさも獲得する…

2020年からこの先10年の野望を考える

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 去年に引き続き大晦日を友人と過ごし、長勝寺なるお寺で除夜の鐘をつき、蕎麦アレルギーなのに年越し蕎麦をすすり、初詣から帰ってきて飲み明かした半徹の朝。やっぱり同じように家族と熊本で…

年の瀬なので総括的な何か

実に激動の一年だった。 洗車のバイトも居酒屋のバイトも今年始めたし、あまり忙しくはなかったけど卒業研究があって、服飾に行くことを父親に伝えて、東京に行って受験したり、進路が決まったり、当然だけど別れとか出会いとかもあって、大事な友人を失くし…

日常、若しくは原風景

二月の十五日から酒を毎日欠かさずに飲み続けてきて、今日で九ヶ月余りが過ぎた。最初はノリで続けていて、途中から引くに引けなくなって来ているマイルールだが、それ自体には意味はない。微塵も。 でも僕らは毎週のように集まってアルコールを摂取して、二…

まだ死ぬわけには行かなくなった

一昨日、親友が死んだ。まだ二十二歳だった。 お通夜に参列するために約二年ぶりに奈良に向かう新幹線でこれを書いている。 中学の頃からの親友で、最初はいけすかないと思っていたが、話してみると滅茶苦茶気があって中学時代はずっと一緒にいた。進路は別…

工学の徒を辞して服飾の道へ至る【後編】

大学生は理性のない猿だ そんなこんなで僕の大学ライフが始まった。少し心配していたが、あっさり学科にもサークルにも馴染むことが出来、比較的充実した私生活を送っていたが、進路についてはあまり決まっていなかった。就職は既に考えていなかったはずだが…

工学の徒を辞して服飾の道へ至る【前編】

文化服装学院に無事合格し、七年間学び続けた機械工学という分野を捨て、服飾の道に進むことが確定したので、一応節目として僕がそこに至るまでの過程を記して置こうかと思う。流石に七年間の記憶を振り返るとなると、正確には思い出せないことも多々あると…

吐く息の白さに冬を感じた

冬は好きだ。ここ最近めっぽう寒くなったが、体調をくずした人はいるだろうか。 僕は毎年季節の変わり目になると体調を崩す、謎の体質を持っているが幸いなことに今回はまだ崩していない。 さて、冬が好きだ。澄んだ空気も、差すような冷気も、なんだか全て…

忙しさの中で猥雑に散らかりゆく部屋にノスタルジアとリアルを見る

忙しい。人目を憚らなくていいなら、そう声を大にして言いたい。昼間は月、水、木、金、終わらなければ土日も先輩の実家の軽自動車販売店で洗車や車の整備等を手伝わせていただいている。夜は週二、三日程度居酒屋のバイトがある。どちらも日程の都合がつけ…

正しさは凶器たりえるのか

このブログでも度々書いているが、僕は常常正しくありたい、と思っている。それが本当に正しいかどうかは置いておくにして、タバコのポイ捨てをしないだとか、落ちているゴミは拾うだとか、むやみやたらと女の子に手を出さないとかまぁ、そう言う当たり前の…

僕らは人間の両面性と云う虚像を見ている

好きな人間がいる。嫌いな人間がいる。 好きな人間の嫌いなところがある。 嫌いな人間の好きなところがある。 僕らは「あいつは裏表があるよね」等と宣って、人の性格を善性と悪性に二分割しようとするけれど、そもそもすべての人に同じ態度をとるなんて無理…

今日もそれなりに生きているし、明日もそれなりに生きていく

新学期が始まった。とは言え、謎の転校生も席替えも大学にはなく、そもそも授業もほとんどなく、昼間はバイトに行き、夜はダラダラと映画を見る生活をしている。 こうしていると、たまに自分が何者なのかわからなくなる。勿論アイデンティティークライシスで…

君にとって音楽は酸素なのか

四六時中音楽を聴いている。移動中も、部屋にいるときも、飲み会をしているときも、音楽は常に流れている。ブログを書くときは聴いたり聴かなかったりだけれど、基本的には何時でも聴いている。 よく言っているけど、別に音楽で救われたなんて思ったことはな…