年の瀬なので総括的な何か

 実に激動の一年だった。

 洗車のバイトも居酒屋のバイトも今年始めたし、あまり忙しくはなかったけど卒業研究があって、服飾に行くことを父親に伝えて、東京に行って受験したり、進路が決まったり、当然だけど別れとか出会いとかもあって、大事な友人を失くして、良いことと悪いことが丁度半分ずつ期間を開けて降りかかって来たような気がする。いまの僕はフラットだし、それに満足している。

 今年の初めに一応建てた目標は「去年より楽しい一年にする」と「バイトを始める」だったので、まぁ概ね達成できたように思う。

 今年は去年ほど暇があったわけではないので、去年のように楽しいことばかりしていたわけではないけれど、充実はしていたと思う、ほどほどの疲労感と多忙感と充足感がある。春休みは飲みまくっていたし、夏は海にもいけたし、今年もなんとか学祭に出演することもでき、屋台では成功を納めたし、合宿やキャンプも面白かった。

 やり残したことはUNISON SQUARE GARDENの十五周年おめでとうっていうのと2019年に因んで、東のエデンブレードランナーAKIRAの記事が書けなかったことだろうか。あと作曲とかもしたかったかもしれない。

 本来ならば、僕の理想では大晦日にぼんやりしながらこういう記事を書くのが好みなのだけれど、年末独特の質量の軽いというか密度の薄いような、そういう空気感になんだか2019年の終わりを感じてしまって書き始めてしまった。まだ29日だ。

 

 さて日付が変わって大晦日だ。紅白を見ながらなかのいい後輩や先輩と鍋をつついて、除夜の鐘をつきに寺へ向かう車のなかでこの記事を書いている。今年の総括的な内容は書いてしまったので、来年の話でもしようか。

 来年は文化服装学院に行く。どうなるか想像もつかないが、面白い一年になればいいと思う。抱負としてはとりあえず、学年でいい成績をとって、何かしらの賞に応募することだろうか。一年で出来るかはわからないが、何にしろ「数多くの友人を作る」と「オリジナルでバンドをやる」と言うことを目標にしたいとおもう。

 最後にはなるが、今年も僕とかかわってくれた多くの友人にはありがとうといいたい。加えて来年もどうぞよろしくと。

 どうせ将来的にはほとんど会わなくなる友達ばかりだろけど、今年仲良くなった人の内、一人でもこの先末長く付き合っていければ僕は満足である。