大晦日に酒を飲みながら

 どうも。

 今年も終わろうとしていますね。炬燵に入って買ってきた数の子とビールという意味が分からない食い合わせで酒を飲んでいます。大晦日が俺は好きです。

 

忙しなさの中にある静寂を見る

 そういう切なさと刹那さみたいなものが好きです。

 それでは、毎年恒例にしつつある今年の総括と来年の目標みたいなものをつらつらと書き綴って行こうと思う。

 

 今年は本当に個人的に激動の一年で、学校の学科でデザイン科ではなく、スーツを作る学科に行ったこともそうだし、バンドのライブも始めたし、シングルも出したし、憧れのバンドと会えたり飲めたり、新しいバイトを初めてそこが就職先になったり、実に色々なことがあった。一つずつ振り返ってみようと思う。

 

学校のこと

 アパレルデザイン科からメンズデザインコースというオーダースーツを作る学科に進学した。色々作り方がだいぶ違っていて大変だが面白い。テーラーになる予定は全くないが、メンズ服の基本はここだろうということで選んだ。一応初志貫徹ということになるのだと思う。

 

バンドのこと

 5月頃に初ライブをしてから、まぁ月に一度くらいのペースでライブをしている。ばらつきもあるが、ありがたいことに後半からは同業者の方にライブに誘っていただけるようになったりと、嬉しいこともたくさんあった。最初にライブをしたときは、四人中二人がサポートメンバーでノルマが大変だったりもしたが、十月からは全員正規メンバーの現体制がスタートして、全員大好きなメンバーで活動することができて非常に恵まれていると思う。

 現メンバーには勿論、サポートをしてくれた二人や一緒に二人三脚で歩き続けてくれたギターには本当に感謝している。もうすっかり「バンドを続ける」ということにも慣れてきたが、彼らがいなければ、スタート地点に立つことも出来なかった。サポートの二人とはこれからもいい関係を築いていければなと思っている。

 また、バンドを始めたことで、憧れでしかなかったバンドの方々とお会い出来たり、遊びに誘っていただけるようになったことも、ライブを始めてちゃんとバンドとして動くようになってよかったと心の底から思う。

 無事セカンドシングルもリリースし、EPのリリースに向けて動き始めることも出来た。いろいろできなかったことはあるにはあるが、おおよそ上出来だったと言えるだろう。

 

仕事のこと

 詳しくは書かないが、学校に来てたバイトの求人に応募し、採用していただいた会社に来年度からもオセワになることになった。ファッション業界では最先端のことをやっている会社なので、一度フロントラインを経験してから、自分でブランドを立ち上げる方向に向けて動き出そうかと、少なくとも現時点では考えている。

 

総括

 昨年目標にしていた「ライブをする」「パターンの理解を深める」という目標に関しては、前者は百点、後者はあまり自発的には勉強できなかったものの、囲み製図などを学ぶことができ、程々には達成できたのではないかと思う。何にせよ悔いが非常に少ない一年を過ごせたと思う。

 来年度から、漸く社会人としての人生が過ごせるのをとても楽しみにしている。差し当たっての来年の目標は「EPを2枚(一枚はもうレコーディングに入っているので)リリースする」と「服を10着作る」とでもしようと思う。それぞれ、二枚目のEPでバンドとしての新しい方向性を示したい。ということと、働きながらでも服を作り、自分のブランドを作るための服の思想的強度を強めるという目的がある。長い長い学生期間がようやく終わるので、どうなるかあまり想像は付かないが、いい方向に行けるように頑張りたい。

 今年も仲良くしてくれた人、一緒に頑張ってくれた人、見守ってくださった方々には深い感謝を。来年も何卒宜しくお願い致します。