雑記

喫茶店に懐く憧憬は煙草の味に似ている

大仰なタイトルをつけたくなるのは僕の悪癖の一つだ。治す気はない。 今回は個人経営の喫茶店が好きと言う話をする。いつにもましてなんの役にもたたない記事になるだろうが、そんなのは知ったことではない。 喫茶店のすゝめ 諸君はコーヒーは好きだろうか。…

自意識の化物という最大の敵

人間は誰でも猛獣使いである 高専か中学のときの国語で習った、山月記の一節だ。正しくは 人間はだれでも猛獣使いであり、その猛獣に当たるのが、各人の性情だという。 と続く。山月記の解釈については本稿では触れないが、その通りかも知れないと思ったので…

サークルライヴについて思うこと

ライヴの煽りが嫌いって話していい? だめ? 俺はする。 ライヴの煽りが嫌いだ。お前らもっとこいよ!! 盛り上がっていこうぜ! 歌え! 一緒になろうよ。クソくらえだ。反吐が出る。言い過ぎた。 何が嫌なのか、そういう話をお上品に書いていこうと思う。こ…

大人になる。ということ

大人は~というロックバンドが嫌いだ。 肥大化した対象に対してもの申そうとする姿勢も、とうに成人しているのにも関わらず、自らをまるで子供の代表かのように語らうのも気にくわない。今日はそういう話をしようと思う。 きっと結論はでない。気にくわない…

スマホの普及と弊害と老害

ここ数年、電車に乗るといつも異様な光景に出くわすようになった。横一列に座席に座った全員がスマートフォンを見つめているのだ。まぁ、そういう僕も今この記事を電車のなかで書いているので、その光景の一部なわけだが。しかし、一歩引いて客観的に見てみ…

煙草について

馬鹿みたいに酒をのみ明かした時も、眠れない夜も、傷ついた日も、僕の傍らには煙草があった。 大したテーマではないけれど、今回は僕が煙草を吸う理由について考えてみようと思う。 僕らは何故煙草を吸うのか 「なんで煙草吸ってるんですか?」 ある飲み会…

なぜ僕らは夕焼けに涙するのか

と、言うことで一本目の投稿だ。 なぜ僕らは夕焼けをみるとそこに自分でも説明しようのない巨大な感情を抱くのだろう。 Twitterで筆舌に尽くしがたい美しい夕焼けの写真を見かけてふと思った。 それはある種のノスタルジア、帰属意識から生まれる正体不明の…

趣旨

単位も取り終わると大学というのは暇なもので、やることもなくなってくる。一応僕は多趣味な人間であると言う自負があるが、それにしたって些か飽きが来ようと言うものだ。 最近は暇にかまけて、久しぶりに小説のようなものを書いたりしてみたが、所詮暇潰し…